【妊活必須栄養素④ ビタミンD】

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【妊活必須栄養素⑤ ビタミンD】

2023/03/31

【妊活必須栄養素⑤ ビタミンD】

【妊活必須栄養素⑤ ビタミンD】

みなさんこんにちは。

院長の韓です(^^♪

 

 

妊活必須栄養素

今日で5回目です!

 

昨日まではミネラルについて

今日からはビタミンについて

お伝えしていきます!(^^)!

 

 

ビタミン1回目は

【ビタミンD】について

ビタミンDは以前お話したように、

カルシウムと関係性があり

基本的には骨を作るのを

助けるビタミンです。

 

 

妊活においては妊娠前の摂取量が、

 

卵巣中の卵巣の残存数の目安である

AMH(抗ミュラー管ホルモン)

上昇と相関関係にある

といわれています。

 

 

そして体外受精での

妊娠率が上がったり

不育症のリスクが下がった

という報告もあります。

 

妊娠中の摂取では

新生児くる病を予防できます。

 

 

 

ビタミンDはきのこ類、魚介、

に多く含まれます。

 

ビタミンDにはD2からD7の

6種類ありますが、

 

ビタミンD2とビタミンD3の

2つに大別されます。

 

 

またビタミンD3は、

紫外線に当たることによっても

生成されます。

 

近年の研究では、

ビタミンD2よりD3の方が

より効果が高いとも指摘されています。

 

 

なのでビタミンDの産生には

日光浴がとても大切です(^^)

ビタミンDは、1928年に

脂溶性ビタミンとして

分類されましたが、

 

皮膚での生合成が主な供給源となるため、

今ではホルモンとしても

考えられているビタミンです。

 

 

 

ビタミンDの代謝過程で、

こちらも以前お話したように

補酵素としてのマグネシウム

依存しています。

 

 

マグネシウム不足は、

副甲状腺ホルモン合成と分泌を低下させ、

 

機能するビタミンD受容体の数を減少させます。

 

 

なので、ビタミンDを摂取していても、

マグネシウム不足があると

活性型ビタミンDはしばしば

低い状態が続きます。

マグネシウムの補充なしに

ビタミンDを大量に摂取すると、

 

動物では冠動脈の動脈硬化を

もたらすことも示されています。

 

 

やっぱりバランスなんですね!

 

なのでマグネシウムの摂取も

怠らないようにしましょうね(^^)

 

 

摂取量についてですが、

 

日本人の食事摂取基準(2020年版)では

1日の摂取の目安量が、

18歳以上の男女ともに8.5㎍

耐用上限量が100㎍とされています。

 

 

それでは、ビタミンDを多く含む

食材についてです!(^^)!

【きのこ類 100gあたり】

 

きくらげ 乾    85g

しいため 乾    17g

まいたけ 生    4.9g

エリンギ 生    1.2g

えのきたけ 生   0.9g

ぶなしめじ 生   0.5g

原木しいたけ 生  0.4g

【魚介類 100gあたり】

 

あんこう肝 生    110㎍

しらす干し 半乾燥  61㎍

紅鮭   生     33㎍

真いわし 生     32㎍

白鮭   生     32㎍

にしん  生     22㎍

【卵類 100gあたり】

 

鶏卵 卵黄 生   12㎍

鶏卵 全卵 生   3.8㎍

うずら卵 全卵 生 2.5㎍

※参考

公益財団法人長寿科学振興財団 (健康長寿ネット)

 

 

ビタミンDは脂溶性ビタミンのため

摂りすぎると、高カルシウム血症や、

血管壁や腎臓、心筋、肺などに

多量のカルシウムが沈着します。

 

 

そのため腎機能障害や食欲不振、

嘔吐、神経の興奮性の亢進など

注意が必要です。

 

 

食事やサプリも大切ですが、

人間は太陽が無ければ

生きていけません。

 

 

日焼け止めの成分によっては

経皮毒の影響もありますので

しっかりと日光浴をして

身体を強くしていきましょう!(^^)!

 

 

 

では、本日も

良い1日をお過ごしください(^^♪