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【野菜の不妊症】

2018/10/23

【野菜の不妊症】

みなさんこんにちは。

院長の韓です(^^♪

先日の日曜日、

ずっとお会いしてお話を聞きたかった

『タネが危ない』の書籍でおなじみ

野口勲氏の

【未来につなぐタネ】

セミナーに行ってまいりました。

なぜ私がタネのセミナーに?

と思われるかもしれませんが、

実はとても関係しています。

 

【雄性不稔】(ゆうせいふねん)

てご存知ですか?

いわゆる花のおしべがないこと

 

植物も動物も、基本はオスとメスがいて

植物であればオシベとメシベの受粉によって、

次の世代の種ができるわけです。

 

でも今スーパーで並んでいるキク科や豆科以外の

野菜のほぼ100%が、F1(エフワン)種といって

雄性不稔の種からできた野菜です。

 

これ、人間が他の種類の野菜を掛け合わせて作った

改良種で、オシベとの受粉がありませんので

1世代で終わってしまうんです。

 

だから農家さんはタネを毎年買わないといけない。

 

どうしてそんなのが売られているのか?

 

スーパーに並ぶ野菜、

色や大きさ、ほとんど同じですよね。

 

そして成長スピードも速く

利点もあるんですが、

味は当然落ちてしまいます。

 

で、昔からの野菜は固定種や在来種といって

こちらは大きさ形は不揃い

 

でも味は抜群です。

みなさん、スーパーに行ったとき

一方は形が悪く、大きさもばらばら

 

もう一方は形も大きさも均一

見た目はとても綺麗な野菜があったら

どちらを選びますか?

ほとんどの方が後者を選ぶと思うんですね。

 

だから売り手は育てやすく、そして売れやすい

F1種の野菜ばかりになってしまいました。

 

講師の野口さん

『野口のタネ』で有名な固定種の種苗店を

営んでおられます。

店舗入り口には、『鉄腕アトム』や『火の鳥』が

描かれています。

野口さん、手塚治虫事務所で編集を担当しておられました。

なんと『火の鳥』の初代編集者なんです。

 

私も今年こちらの種を購入して

プランターで無施肥無農薬でトマトを育てたんですが、

いまいちうまく育ちませんでした(^^;

まだまだ知識不足。

 

話は戻って、

何が問題かというと

 

雄性不稔、ようするに【不妊症】なんです。

 

次の世代を作れない、

そんな作物を私たちは日常的に食べているんです。

 

『身体は食べた物でできている。』

 

いつも口にしている言葉ですが、

不妊症の野菜をずっと食べていて、

自分の身体に異変が起きるかも

って考えたりしませんか?

 

私はずっと考えていました。

でセミナーに参加して、点と点がつながりました。

 

少し長くなりましたので続きは次回に

 

では、本日も良い1日をお過ごしください(^^♪